お客様の声

ご主人様：僕はどこだろうなぁ・・・
やっぱリビングのソファー座って、壁(杉無垢材)を眺めるのが好きですね。

ご主人様：この家が、だんだん「北村さんと一緒に手を加えている」みたいな形になってきましたからね、その流れを考えてるだけで楽しいですよね。
各部分部分に思いがありますしね。
北村さんみたいな立場の人が傍にいてくれると、事の大小ではなくて今やりたい事を来てもらって話して、こうすると大丈夫ですよって返事をもらえると非常に安心できる。

北村：私自身も新築からずっとやってきているのと、途中から引き継ぎさせて頂いてリフォームを重ねてきている。
回数からすると約一年に一回、一緒にお仕事させて頂いてるわけですけども、我が家みたいな感じで、どこの場所がどうなっているか頭に入っているんで、だから電話一本で済んでしまう。
もう予測が立つんですよ。
僕自身は地下から屋上まで全部もう分かってますので、まぁそういう風なお付き合いをさせて頂くまでの歴史っていうのが六年七年になったんですね。
次の代にまでお互いにバトンタッチが出来るような工務店でありたいなと思いますね。
　　　　

－－－北村さんの方にお聞きしたいですが、Yさんのお家をリフォームされた上で一番北村さんがこだわった点、又一番大変だった点というのをお答え頂きたいのですが。

北村：躯体自体は僕が建てた建物ではないという事でスタートしていますが、その上で引き継ぎさせて頂き竣工。
それからリフォームの中で当社で管理して造ってない部分はわからない、見えない部分はその中がどうなっているんだろうと。
それがわからないと仕事が進まない事が何回かあって、電気の事、水道の事、色々あるんですね。
それを防ぐために、建築図面一式をコピーさせて頂いて、うちでも保管してるんですけども、そこから判断してわかればいいんですが、わからない部分はどうやって調べようかって、一般常識ではこうであろうという判断の上で仕事をしたら、違っていたとか、そういう事も過去にはあって、そこら辺が一番気を遣った所でしたね。
最近はほとんど見えてきているんで、いままでのこの六回の積み重ねで、最初から当社が建てた建物と同じように見えてきていますね。
まぁその辺が今まで一番苦労した所ですかね。
あと、こちらの建築家の方が造られた建物のコンセプトと、Y様が求めている理想の住宅と違う所、やっぱり建物を見るとそのコンセプトっていうのは読めるんですが、それがお客様のご希望だったのか、建築家の方のコンセプトだったのかと、その辺で木が一番のお好みだというのをお聞きして、その辺からちょっと僕のやり方や気合いの入り方が変わってきまして。
木なら任せろよ！っていうね（笑）
やっぱり無機質なコンクリートにボードを貼ってペンキで塗っちゃう、まぁ確かにシンプルでモダンに見えてお洒落なんですけど、個人的には木のぬくもりっていうのが僕は一番好きなので。
元々の建物は僕のコンセプトとは違う建物だったのですけど、私の好みに段々近づいてきました。